4月 経営方針共有勉強会
今月のテーマ
《 生きる 》
・・・・・・・・・2016年4月1日
・・・・・・・・・・・有賀 泰治
1、よい笑顔が人間関係の万能薬であり、偉大な力を生む
笑いは、
二人の人間をもっと近づけてくれる。
・・・・・ヴィクトル・ボルゲ/ピアノ奏者・作曲家・指揮者/デンマーク
赤ちゃんは、なぜ笑うのか?
人間の赤ちゃん、そして幼児は、育児に時間がかかる。親の苦労は並大抵ではない。だが問題ない。赤ちゃんの笑顔を見ると、みんな忘れて幸せになれるからだ。
ということは、よい笑顔の人は、よほどのことがない限り、相手に受け入れられるということだ。
ドフトエフスキーも、「笑顔が気持ちよかったら、それはいい人だと思ってよい」と述べている。
人を魅了する笑顔があるということは英雄の条件の一つという人もいる。大きな戦略としては腹黒く(志しが大きい)接する人や支えてくれる人を笑顔でとりこにするということか。
よい笑顔は生まれつきの人もいるかもしれないが、努力でなんとかして、身に付ける人もいる。
人気経営コンサルタント、トム・ピーターズは、人生で成功するためにと、毎朝、鏡の前で、笑顔の特訓をしたそうだ。
2、「蔵の財」「身の財」よりも「心の財」
「心の財」を積み行く人生に、これでいいというゴールはない。限りない向上の道を生きる、その人こそ幸福に輝いている。
全国の幼児・児童を対象にしたアンケート「大人になったらなりたいもの」(今年1月・第一生命)
「電車・バス・車の運転士」「食べ物屋さん」等々、子供が挙げた「なりたいもの」を見ると、心がほのぼのしてくる。
人には「持つ人生」と「なる人生」がある
医師の日野原重明さんが、ドイツの心理学者エーリッシ・フロムの言葉を紹介しながら、子供に語っている。
「持つ人生」とは、欲しいものを手に入れて満足する生き方。
「なる人生」とは、「もの」でなく「自分が何になるか」を目標に、自分を磨き、なりたいものになる生き方だ、と(『明日をつくる十歳のきみへ、一〇三歳のわたしから』冨山房インターナショナル)
日野原さんは単に、周囲の評価が高い職業を目指せと言ったのではない。「なりたい」自分を決め、それに向かって努力し、挫折しても、その挫折から学び、また努力する。
得られた「結果」よりも、こうした過程そのものに人生の価値があると伝えたいのだ。
3、「練習は実戦 実戦は練習」勝負哲学だ。
人生も同じ。
いつか本当の実力を出すというのではなく、きょうを全力で生きたい。そこから必ずや希望の活路が開かれる。
フィギュアスケートの四大陸選手権で初優勝した宮原知子選手が、今季から始めたことがある。
報道によると、最初の準備運動から滑り終えた後の調整までの一連の動きを、練習でも試合でも全く同じにした。公式練習でも、他の選手が練習用のウエアで臨むことが多い中、宮原選手は必ず本番の衣装を身につけたという。試合でも測ったように完璧な演技を見せた。
五輪3連覇を果たした柔道の野村忠宏選手が大学2年のころ。7分間の練習(乱取り)を10本行うことを日課としていたが、恩師から叱咤を受ける。「君は70分間を乗り切ることを計算して練習している。これからは時間を気にするな」「自分を限界まで追い込め。途中でバテたら、そこで休んでいいから」(『戦う理由』学研パブリック)
それからは最初から飛ばした。限界を感じたころから「なにくそ」と再チャレンジ。あと5分、もう5分と稽古が出来るようになり、壁を破ることができたという。
4、20代からぶっ飛ばせ!
魂のこもった青春は、そう安易に滅んでしまうものではない。
・・・・・ハンス・カロッサ/医師・作家/ドイツ
人生は一度しかないのだ。
20代からぶっ飛ばして、自分のやりたいことに、思い切り、魂を込めて、元気いっぱいに挑戦すべきだ。
これが財産になるのだ。
そして次にやることが、「自分はコツコツとなにをすべきか見ていく」ということである。
ハンス・カロッサの逸話がある。
カロッサは第一次世界大戦に出征する直前、尊敬する詩人リルケに会いに行く。
カロッサはリルケが何か神秘的な雰囲気と天才的な詩のひらめきでもって詩作にふけるものと信じていたが、会ってみると、まるで工房に入って仕事をする職人のような態度で詩作しているらしいので、感嘆する。事務的に日課を果たすような詩人の姿。カロッサは驚きと励ましの気持ちを得てリルケの家を辞したという。
これは、それまでのカロッサの魂のこもった生き方があって、それが自分に大きく残り、次においてやるべき道が見えてきたということではないか。
5、生きることは前を向くこと。
人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない。
・・・・・セーレン・オービエ・キルケゴール/哲学者/デンマーク
人生は前向きにしか生きられない。というか、前向きに生きるべきだ。前向きに生きないことは、自分をあきらめ、死んでいることと同じになるだろう。
同じ食事をしていても前向きに生きる人は、おいしく感じるだろうし、そこから滋味、栄養を多く吸収する。力をつける。人生はいいなと思う。人間は捨てたもんじゃないと思う。
前向きに生きることをやめてしまった人は、何を食べてもおいしくないし、文句、不平ばかりで、不健康となる。
生きることに何の意味も見出さなくなり、人と会うのも面白くなく、ただ息をしているような存在となる。しかし、よく考えてみよう。それでも人は生きるのだ。何かを期待しているのだ。天の助けか、人の助けか。
しかし、天も、人も前向きに生きる人しか助けないことを早く知るべきだ。一日も早く、少しでも多く、前向きに活動していきたい。
6、思えば 「辛」という字は横一本線で「幸」になる。
その一本線を書いていく中に。人生の価値創造がある。
「青春」「挑戦」「勝」・・・・
躍動感あふれる書の数々。書いたのは、障がいと闘う福岡県田川市の青年書家だった。
12歳の時、交通事故で重い障がいを負った。医師からは「二度と動けないでしょう」そう告げられた。だが、両親は「私たちを強くするための試練」と懸命に祈り、リハビリに付き添った。次々に “ 奇跡 ” が起きた。
手が動き、首が動いた。ベットに座れた。次々に “ 奇跡 ” が起きた。20歳の時、支えられながら自分の足で立てた。一家は功力を確信した。
辛いことも多かったはずだ。だが、青年は味わった苦悩を励ましの力に昇華させた。 “ 悩める人を笑顔に ” と筆を握り、書家として活躍するように。その姿に勇気づけられた人は数知れない。彼は語る。「今が一番幸せ!生きちょるだけ、もうけもんちゃ」
「運命は我々に幸福も不幸も与えない。ただその素材と種子を提供するだけだ」 (原二郎訳)とはフランスの思想家モンティーニュの言。人の幸福・不幸を決めるのは他人ではない。自身の「心」だ。
心が弱ければ、苦難は重荷だが、強ければ、幸福への発条(ばね)になる。心次第で一切が百八十度変わって見える。
7、日に三度反省すること
曾子(そんし)曰(いわ)く、私は日に三度、自分のしたことを反省する。
人の世話をするのに誠意を尽くしたか。
友人との付き合いにおいて、信(まごころ)に欠けることはなかったか。
学んだことを本当に理解していないのに、人に偉そうに教えなかったか。と。
・・・・・論語
一日のうちに時間を決めて自分の行動を反省することができれば、優れた人になることは間違いないだろう。
有名なところでは、フランクリンの13徳がある。日本にも影響を与えた13徳は、彼の自伝の中で「手帳でチェックした」とある。
その13徳とは、1、節制。2、沈黙。3、規律。4、決断。5、節約。6、勤勉。7、誠実。8、正義。9、中庸。10、清潔。11、冷静。12、純潔。13、謙譲。である。
フランクリンの13徳を見てもわかるように、論語の教えと重なるところが多い。
教育勅語(明治天皇作成)もその折衷(せっちゅう)といったところだ。
手帳やノートをこうした反省型か人生予定型(スケジュール型)にするかは、その好みだが、いずれも効果絶大というべきだろう。
なお、三省堂書店はこの曾子の言葉をもとにつくられた店名だ。
8、取り越し苦労はするな
概して、人は見えるものより、見えないことに思い悩むものである。
・・・・・ジュリアス・シーザー/古代ローマ皇帝
取り越し苦労は、誰でも経験あるはずだ。ただ、これが過ぎると、人生いたるところで消極的になり、せっかくのチャンスを失いやすい。また、人によっては心を痛め、精神を参らせてしまうようになる。
ところが、シーザーも言うように、取り越し苦労というのは、見えないものを自分の想像力を使って勝手につくってしまっていることがほとんどなのだ、こんな馬鹿なことで人生を狂わすのはもったいない。
リンカーンは、人の噂話について次のように述べている。
「自分の人格は木のようなものであり、他人による噂はその影である。影は想像上のものであって、木こそが真実なのである」と、噂はいいかげんなものだから、放っておくことだ。
チャーチルは、さらに激しい。
「危険が身に迫った時、逃げ出すようでは駄目だ。かえって危険が二倍になる。決然として立ち向かえば、危険は半分になる。何事に出会っても、決して逃げるな」と。
9、人生の意味を考える。
私たちは、三つの異なった方法で、人生の意味を発見することができる。
それは、
1、よいことをすることによって、
2、価値のある体験によって、
3、苦しむことによって、 の三つである。
・・・・・ビクトル・フランクル/精神医学者/オーストラリア
精神科医としても著名だったフランクルが、ナチスによる強制収容所体験をもとにした『夜と霧』は、世界中で読み継がれる大ベストセラーだ。
そのフランクルが人生の意味を考え抜いて、三つで考えよと提唱する言葉は意味深い。
フランクルによると、三つのことで人は自分を成長させ、本当の人生の意味を発見するという。
一つ目は、よい行いをしてみよ、という。
人によいことをすることで、人に喜ばれ、自分も喜ぶことがわかるだろう。生きている喜びになる。
二つ目は、価値ある経験をしてみよ、という。
社会に役立つ仕事に従事し、立派な人たちにも評価されるようなことだ。人生が充実する。
三つ目は、フランクルが極限の苦しみの中で悟ったことから出てくる。
人は苦しむこと、苦難の中からしかわからないもの、つかめないものがあるということだ。
あくまでも、人生を前向きにとらえ、真の幸福と喜びを求めよというフランクルのメッセージであろう。
10、人生の上り調子・下り調子と、人の付き合い方
人生の上り調子のときに会う人には、いつもよくしておきなさい。なぜなら、下り調子のときに会うのも、同じ人だからだ。
・・・・・ウィルソン・ミズナー/脚本家・劇作家/アメリカ
強運と信じている人も、現実の人生においては、上り調子のときもあれば下り調子のときもある。
「上り調子のときしかなかったよ」という人は、そう思い込んでいるだけだ。
高杉晋作の「人生で困ったなんて思ったことは一度もなかい」とか、松下幸之助の「私ほど運のよい人間はいない」というのは、思い込んでいるだけなのだ。そして、それを力としているのだ。本人たちを調べると、かなりひどい下り調子のときもあった。
だが、上り調子のときの人づき合いもよかったのだろう。必ず、よい人、天のたすけのような人が、現れたり、部下から育ってくるのだ。
下り調子があってこそ人間修養だが、人を見分けることも、このときにできる。上り調子のときは、いろんな人間がたくさん近づいてくる。このとき偉そうにしたり、冷たく扱ったりするのはやめたほうがよい。この中に、わずかではあるが、本物の人物がいるからだ。
これが、人生のどん底から飛躍していく支え、力となってくれるのである。
11、心のありようが幸福を生む
私たちの幸福のほとんどは、その生まれ持った境遇にあるのではなく、私たち自身の心のありようで決まるのである。
・・・・・マーサ・ワシントン/アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンの妻
幸福とは、私たちがこの世に生まれてきてよかったな、生きていてうれしいなと心が感じることであろう。あくまで、心が感じるかどうかが重要なのである。
「幸せだな」と思えば、人生は楽しくて生きがい、やりがいが感じられていることにもなる。つまり、人との関係もうまくいき、仕事も充実しているということだ。こうしてみると、生まれついての境遇などまったく関係ないことがわかる。
いや、むしろ、生まれつき境遇がよい人のほうが、人生に寂しさや不満を持つことが多い。というのは、人が生まれてきたこと、生きていることの幸せ、喜びを感じるのは、自分の力で、苦労に打ち克って、目的を達成していくところにあるからだ。
やはり、「心のありよう」こそが幸せのカギを握るのだ。
12、人生は一人ではつくれない、いきられない。
私たちは、世の中から得たもので生きていくが、当然のこととして、世の中に貢献することで人生を送らなければならない。
・・・・・ウィンストン・チャーチル
人は、生きていくうえで、自分の生き方、志、夢、人生の目標をはっきりすることが重要なことは、いろいろなところで紹介される。
そうすることで、自分を最高に生かし、世の中、社会に貢献しようというのである。何よりも人生が楽しくなる。
そもそも、よく考えてみると、社会貢献というのは生きている以上、みんながやるべきことだとわかる。というのも、チャーチルが言うように、私たちが生きていけるのは、他人の助けや協力あるいは力があってのことだからだ。
食料一つ考えてもこのことがすぐわかる。田植えから始まるところのごはん一つ、自分一人の手ではできないのだ。だからこの世に生を享けた以上、何らかの形で社会貢献することで、私たちは生きていく資格を得られると見るべきだ。
仕事は、その一つの典型だ。「職業に貴賎(きせん)なし」というのも、この見方からすると、正しい格言である。
自分にとって、最も社会貢献できるものを見つけそれに打ち込むことが、望ましいのは言うまでもない。
13、母と娘に起こった奇跡~村上和雄氏が語る、遺伝子のスイッチをオンにする方法~
・・・・・・村上和雄(筑波大学名誉教授)
2005年4月に起きたJR福知山線の脱線事故で、順子さんは重傷を負いました。事故発生から約5時間後に意識不明の瀕死の状態で助け出され、病院に担ぎ込まれたときには自発呼吸も止まっていました。ご家族は医者に「もうだめです。諦めてください」といわれたそうです。
しかし順子さんのお母さんは、「まだ娘は死んでいない」と必死に看病されました。事故から一か月ぐらいたったとき、お母さんは、たまたま私のラジオの放送を聴かれました。そこで私は心と遺伝子の話をしており、明るく前向きで「陽気な心」がよい遺伝子のスイッチをオンにして、生命力を活性化することは十分考えられると語ったのです。
「あなたの思いが、あなたの遺伝子の働きを変えますよ」
という私の言葉に、お母さんは元気づけられ、順子さんの枕元で、「順ちゃん、順ちゃん、奇跡を起こそうよ」と励まし続けました。
その思いが通じたのですね、意識が戻ったのです。やがて手を握り返し、言葉を発し、笑うようにもなって、順子さんは一年後に退院しました。食事も口からとれるようになり、やがて車椅子に乗って私の講演を聴きに来られるほど、元気を回復しました。
母親の思いと、その娘さんの決心によって、まさに奇跡的なことが起こったんです。
その奇跡の要因は、私の言葉でいえば、
「明るい」、「前向き」、「笑顔」
といったポジティブなストレスです。母と子の間の「陽気な心」が生命力の遺伝子をオンにして、彼女を信じられないほどの回復に導いたのです。
14、今月の言葉
一歩ずつ進む
自分の能力より少し高い目標を設定して、これなら乗り越えられる、頑張れると一歩ずつ進んでいく。それが積み重なって、いつか高い壁が越えられる
・・・・・岸田周三(レストランカンテサンス シェフ)
一流の共通点
一流といわれる人に会うたらな、共通点があるんや。それは何か。”素直な心”を大事にするという一点なんや
・・・・・松下幸之助(経営の神様/松下電器産業創業者)
志の三つの条件
一、人生のテーマを持つこと
二、生きる原理原則を持つこと
三、言行一致
・・・・・上甲晃(松下政経塾元塾頭)
魂を磨く
試練を、絶好の成長の機会としてとらえることができる人、さらには人生とは心を高めるために与えられた期間であり、魂を磨くための修養の場であると考えられる人。そういう人こそが、限りある人生を、豊かで実り多いものとし、周囲にも素晴らしい幸福をもたらすことができる
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
人生で一番大事なこと
人生で一番大事なことの一つは自分を騙さんということです。自分が自分に約束したことは、絶対に守る。もちろん、それは人に対してもそうだ。まずもって、誠実、真心ですな
・・・・・平澤興(京都大学元総長)
出来る”と信じる
物事を実現するか否かは、まずそれをやろうとした人が“出来る”と信じることから始まる。自ら“出来る”と信じたときにその仕事の半分は完了している
・・・・・永守重信(日本電産創業者)
人間性を高める
人間は誰しも完璧ではありえず、ときに間違いを引き起こす。しかし、そのたびに素直に「反省」し、再び同じ誤りをしないように懸命に努めていく、その日々の繰り返しが、少しずつ人間性を高めてくれる
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
運がよくなる秘訣
「自分は、運が悪いなあ」と歎くのは簡単です。しかし、不運(いい結果が出ない)には、必ず、それなりの理由があります。そして、幸運にもそれなりの過程があるのです。運は、自ら切り拓いて見つけるもの―私の27年間の現役生活の実感です
・・・・・野村克也(野球評論家)
続ける
意味がない、不可能だと言われていたことも、やり続けることで必ず結果は出てくる
・・・・・鍵山秀三郎(日本を美しくする会相談役)
希望が次々と湧いてくる
身体に年を取らせても、心に年を取らせてはならない。常に青春であらねばならないと、心持ちを養うように努めている。すると、ものの考え方が若々しくなってくる。希望が次々と湧いてくる
・・・・・松下幸之助(経営の神様)
むくいを求めない
人のお世話にならぬよう 人のお世話をするように そしてむくいを求めぬように
・・・・・後藤新平(明治の政治家)
花を咲かせる
苦しんで苦しんで花を咲かせたとき、今までの苦労が光ってくる。苦しんで花を咲かせる者、苦しんで怨みを残す者、苦しみ方次第、心次第
・・・・・塩沼亮潤(大峯千日回峰行満行者/慈眼寺住職)
新しい道を開く一番の大本
自分のいまいる場で最後まで全力を尽くすことが、新しい道が開けてくる一番の大本。一瞬、一瞬を大切に、常に有終の美を迎えられるよう努力を重ねてゆきたいものです
・・・・・伊與田覺(論語普及会学監/100歳)
周りを幸せにする
人に何かをしてもらうことを当たり前とは思わずに、どのように自分の周りに幸せな環境をつくるかが大事
・・・・・荒美有紀(東京盲ろう者友の会理事)
黙々と心を磨く
心がけというものは、だれ一人見るものはなくても、それが五年、十年とつづけられていくと、やがてその人の中に、まごうことなき人間的な光が身につきだすのです
・・・・・森信三(哲学者/教育者)
どっちのあの人
あの人がゆくんじゃ わたしはゆかない あの人がゆくなら わたしもゆく あの人 あの人 わたしはどっちのあの人か?
・・・・・相田みつを(書家)
輝き続ける
地位を極めようとして生きている人は、地位がなくなると急速に衰える。財産を極めようとしている人は、ある程度財ができるともう見る影もなくなる。最後の瞬間まで輝いているのは、“道”を極めようとしている人
・・・・・上甲晃(志ネットワーク代表)
真の若さ
若さというものは 顔ではない 心だ 未来への願いを持って 今日を生きる それが真の若さだ
・・・・・坂村真民(仏教詩人)