11月 経営方針共有勉強会
今月のテーマ
《 熱意 》
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2015年11月 1日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀泰治
1、 良書との出会い、本をめぐる思い出は、強く生きるための力になる。
(読書週間 10月27日~11月9日・「こどもの読書週間」は毎年5月)
劇作家で歌人の寺山修司さんが晩年、病身を押して、大学時代の親友で、脚本家の山田太一さん宅を訪れた。
「おまえの本棚をみせろ」と言う寺山さんを案内し、二人は懐かしい本を前に、来し方(こしかた)を語らった。
寺山さんの葬儀で、山田さんが弔辞に紹介したエピソードだ。
「どんな本を持ち、どんな文章を読んできたか。それが人格をつくり、人生の背骨となっていく。」
言葉に生きた二人に、深く学ぶ思いだ。
2、 生涯の宝となる良書
児童文学研究家の松岡享子さんが「読書の鎖」という言葉を紹介している。名付けたのは、米イーノック・プラット公共図書館で働いていた時の館長だという。
ある人が、読んだ本から大きな影響を受け、何かを成し遂げる。その記録を別の人が読み、新たな行動に駆り立てられる。「読書の鎖」とは、そうしたつながりを指す。
公民権運動を主催したキング博士は、インドのガンジーの著作から、自身の使命を果たす方法を見出した。そのガンジーは、米国の哲人ソローの『市民の反抗』に示唆を受けた。さらにソローはインドのガンジー聖典『バガァッド・ギーダー」に影響を受けた。
“ ここに、人を変え、歴史を変える活字の力を見ることができる ”
書物は人に、物事の真理を教え、進むべき道を示す。
活字のもつ偉大な力 “ 読書は、いまだかつて知らない広々とした世界へ案内してくれる”
3、 「一身一念法界に遍し」と仏法にある。わが一念は、宇宙にまで広がると説く。
自分が変われば環境が変わり、未来も変わる。
プロ野球日本シリーズが10月24日に開幕し、福岡ソフトバンクと東京ヤクルトが対戦した。
現役時代、シリーズに5回出場し、「20世紀最後の200勝投手」として野球殿堂入りした、元広島の北別府学氏が語っていた。
「プロに入ると、自分の考えや経験が通用しなかった。きゅうそくでは勝てないと自覚し、制球力を必死で身につけた。壁にぶつかるたびにプライドを捨て、技術を磨き、己を高めた。やがて『針の穴を通すコントロール』と仰がれる大投手に成長することができた。
「絶えず結果を出すために、絶えず自分を進化させた」
「同執生疑(どうしつしょうぎ)」・・・小さな枠に執着する心を揺さぶり、その考え方に疑いを生じさせる。そのことによって、より高い次元に目を開かせていく変革の原理である。
誰しも、自分自身のことは見えにくい。経験から “ これで正しいに決まっている ” と思いがち。だが、先入観にとらわれ、現場に安住すれば成長は止まってしまう。あえて今の自分にダメ出しし、変革するための勇気の源泉を見出すことだ。
4、 使命は「命を使う」と書く。
限りある命を、きょう何に使い、あすは何に使うか。使命を自覚する人は、人生をいかようにも充実させることができる。
神宮球場が、ひときは大きな歓声に包まれた。プロ野球の東京ヤクルトが10月2日大混戦を制し、14年ぶりにリーグ優勝した。
この日の大一番に登板したのは、エース小川泰弘投手。彼は昨年まで愛用のクラブに「親孝行」との刺しゅうしていた。それを今年は「使命」の文字に変えた。「自分のためだけではなく、全国で応援してくれている人たちに勇気を与える『使命』を果たしたい。そんな思いから」だ。(『小川泰弘メッセージBOOK』 廣済出版)
昨年も一昨年もチームは最下位。個人としては、新人王に輝くなど十分に活躍してきたが、決して満足はしていなかった。ファンのために勝利する。
そこに一念を定め、そのためにチームの柱となる使命を自覚して、今シーズンに挑んできた。
「もちろん、自分のためにやることもあるのだけれど、それだけでは限界がある。でも、人のためにやることには限界はないんだよ」・・・
5、 「因果(いんが) 倶(く)時(どき)」の法理は、この瞬間の一念が、過去を意味あるものにし、未来を決定していくと説く。
2015年10月21日。大ヒットしたSF映画「バック・トゥ・フューチャー」の2作目で、主人公らが30年後の未来にタイムスリップする際、設定したのが、この日だった。
あらためて映画の2015年を見てみた。指紋認証や顔認証システム、または宙を浮いて走るスケボー、今では実用化されたものが多く登場していた。外れる場合も多いが、現実になった時の驚き、感動は大きい。
「自分の夢や欲しいもの、成りたい自分を想像。必ずなってみせると誓ったものもある」
小学生、中学生、高校生と変遷はあるが願い続けたものがある。
成人して社会の大海原に漂流したかのような人生、目的地を見失いかけるようなハリケーンも自分の意とは関係なくやってくる。でもその誓いを捨てず愚直に航行していく。
目的地は、「予想」ではない。必ずそうするという「誓い」であったようにも思う。
そこに着いたら、またその向こうにさらなる高みの目的地が見える・・・・
6、 努力は必ずしも、すぐに成功に結びつくわけではなく、成功にはある種の運がいる。その運をつかみ取る権利を与えられる。
人生の一つの “ 真理 ” だろう。
ホタルミミズは、日本では80年くらい前に発見された発光生物。見つかるのは、ほとんどが冬らしい。
4年前、発光生物が専門の大場裕一博士が、勤める名古屋大学の自転車置き場で発見した時は話題になった。しかし、その後次々に見つかり、特段珍しいミミズではないことも分かった。では、なぜ珍種と思われていたのか。
簡単な話だった。「冬の寒い時にミミズを掘り、それを暗い部屋でつついてみようと思う人がめったにいなくて、誰も足元にいることに気づかなかったからです」( 大場裕一著『ホタルの光はなぞだらけ』くもん出版)
発光生物を毎日研究し、探求をやめなかったからこそ、ホタルミミズに出会えた。博士は近代細菌学の祖パスツールの「チャンスは準備ができている心に訪れる」という言葉を引いている。
事業で成功したり、研究で成果を収めた人の口から「たまたま」「運がよかった」という言葉は聞くことが多い。だが、だからといって彼らの “ 勝利 ” は宝くじのような、ただの偶然の産物ではないはず。
7、 この世界で継続ほど価値あるものはない。才能は違う。天才も違う。教育も違う。信念と継続だけが全能なのである。
・・・・・マクドナルド創業者/レイ・クロック
高い目標を達成するためには、瞬間、瞬間における自分の反応の仕方を適切な「コントロール」によって変えていくことです。
物事を継続し、小さな達成を繰り返すことで、「自分にはやれる気がする」という、「自己効力感」を身につけていけば、目標へ到達する能力に対する感覚が高まり、「遂行可能感」が上がってくるからです。
硬い信念と結びつき、長期間にわたって継続することで培った膨大な積み重ねは、自分の心に大きな自信を呼び込み、専門的なスキャンダルだけでなく「自己肯定感」を育んでくれるのです。
継続が生み出す、楽しさの構図を作り出していくことです。
8、 天才は才能があっても、1万時間それに打ち込むことをしなければ本物にならない。
・・・・・作家/マルコム・グラッドウェル
特定の分野で一流になるためには、その分野の事柄を長期間にわたり徹底して学ぶことができる、厳しい環境に身を置くことです。
一流の遺伝子を受け継いでいないとしても、潜在的なポテンシャルを開花できる環境要因を整えることで、「天才」に近い成果を誰でもが作り出せる可能性があるからです。
何事もプロになるためには、自己成長に必要となるファクターを予測し、1万時間以上のトレーニングを要求される強い影響力を持った、活躍の場を用意することが大切です。
自ら機会を作り、内なる天才を育てることです。
9、 ほとんどの男は、自分だけ何でも出来ると思いたがるものだ。
しかし、本当の男は、支援と激励が不可欠であることを知っている。
志の大きな目標を実現しようと考えるなら、自分一人でやれる限界を認めて、協力者を集め、応援を求めることです。
仕事で悩みを抱え、成長ができないのは、いまだ自分の努力や頑張りが足りないからだと、自分を責めていたことでも、あるとき、ビジネスの経験が豊富な人に相談したら、一瞬で問題が解決してしまうことがあるからです。
世の中に貢献すると確信できる、社会的意義の高いしごとなら、たくさんの人にその夢を語る機会を増やしていけば、その「ビジョン」に共感してくれる人を集め、多くの励ましと救助が受け入れられるのです。
全てを自分一人でやろうとせず、応援者をあつめていますか?
10、 完璧だと思っても、もうひと押しすれば、おまけが手に入る。
・・・・・発明家・企業家/トマス・エジソン
どんなことでもワンランク上のステージに上がるには、現場に妥協せず、もう一歩踏み込んでみることです。
営業の場面でもトップセールスとそうでない人の差は、最後のひと押しをする強力な「バイタリティー」を持ち合わせているかどうかの違いがあるからだけです。
セールス活動など並外れた実績を残すひとの多くは、普通の人間ならそろそろ帰ろうと思いたくなる瞬間であっても、もう一軒訪問したり、もう一つの商品を提案してみるなど、粘り強さが尋常ではないのです。
達人の領域に達するために、もう一押しをしていますか?
11、 熱意こそ人を動かす。
本気ですれば大抵のことはできる。
本気ですれば何でも面白い。
本気でしていると誰かが助けてくれる。
・・・・・社会教育家/後藤静香
困難な状況の中で、大事な局面を打開するには、まず、自分自身が「意識改革」を図り、誰よりも率先して行動する態度を見せることです。
人を動かすには自分の決意を固め、何としてもやり遂げるんだ、という「固い決意」を決然と示すことで初めて、賛同者を集めることが可能となるからです。
リーダーが本気となり、試練から逃げることなく立ち向かう姿勢を見せたとき、周りの人間は「本気の気迫」に打たれ、心から応援しようという気になるのです。
自分が本気になり、決然とした態度を示していますか?
12、 早く成功したいなら、失敗を2倍の速度で経験することだ。
成功は失敗の向こう側にあるのだから。
・・・・・IBM初代社長/トーマス・J・ワトソン
分厚くて高い壁にぶつかってしまったら、「旺盛な思考」を働かせ、簡単に諦めたり、「思考停止」に陥ったりしないことです。
逆境にぶつかったときに康定的な「意味ずけ」ができる人にとっては、苦難が訪れたことが反対に、プラスの作用を及ぼすトリガーになるからです。
誰もが困難だと思えるような事柄でも、決して恐れることなく、考えることを投げ出してしまわない限り、立ちはだかる壁が、その人の真剣な想像力を駆り立て、今までになく発展する絶好の機会となるのです。
困難な状況を受け入れ、発展する材料に転換していますか?
13、 本当の腹底から出たものでなければ、人は心から動かすことは断じてできない。
・・・・・詩人・劇作家/ゲーテ
人や自分を行動させるには、理屈で納得させるだけでなく、心も納得させ、「感情のスイッチ」を動かすことです。
人間は感情の生き物なので、何かを決めるときは、最終的に感情の刺激を通じて、行動するかどうかの判断を下しているからです。
相手の「感情のスイッチ」が、話を聞き入れずらい状態になっているなら、心のそこから気持ちを「本気」で伝え、それを変えるような行動をとることが大切です。
心から人を動かすために、適切な刺激を与えていますか?
14、 自分一人で石を持ち上げる気持ちがなかったら、二人でも持ち上がらない。
・・・・・詩人・劇作家/ゲーテ
従来の意識を打ち破り、何かを「変革」しようと思ったら、「自分一人でもやる」と決心し、自ら率先して行動を起こすことです。
過去の歴史に残る偉大な「改革」も、最初は全て「使命感」に目覚めた、たった一人の「決意」から始まり、時代変革の「うねり」のきっかけとなっているからです。
大きなプロジェクトを成し遂げるためには、他人が後に続く手本となるような「道しるべ」を自ら作り、正しい考えの裏付けをしっかりと「行動」で示せるかどうかが肝心です。
未来を自分の意思で切り開いていく、決意は準備できていますか?
15、 どんな職業であれ、偉大な力を出す人と、人並み以下の力しか出せない人の差は、日々の自己改革する想像力と熱意を持つか否かで決まる。
・・・・・経営コンサルタント/トム・ピーターズ
自己変革には、意識変革と行動変革がありますが、本当の意味で意識を変えるには、まず、行動変えることです。
本やセミナーなどで学び、頭の中では大事なことを理解したように考えたとしても、理論を実践し、現場で厳しさを体感しない限り、その重要性を認識することができないからです。
行動を変え、意識が変わると、仕事自体が楽しくなり、仕事が楽しくなると、不思議とチャンスも増えてきて、大きな仕事が成し遂げられるようになるのです。
行動を変革することで、自己変革を起こしているか!
16、 何としても2階へ上がりたい。
どうしても2階へ上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、階段を作り上げる。
上がっても上がらなくてもと考えている頭からは、決してハシゴは生まれない。
・・・・・パナソニック創業者/松下幸之助
新しい発明を生み出すには、何としても成し遂げるんだという熱い情熱を持ってチャレンジすることです。
前人未到の挑戦には失敗がつきものであり、どんなに準備したとしても、最初から計画通り完璧に物事が進むなど、あり得ないからです。
小さな失敗を重ね、失敗を重ねる中から多くを学び、顧客からのフィードバックを得ながら、市場に合わせて粘り強く改革していこうとする姿勢が、画期的な発明に結びつくのです。
一度や二度の失敗で諦めずに、挑戦し続けることです。
17、今月の言葉
失敗する可能性もたくさんあるけれども、まずはやってみなければ何も始まらない
・・・・・新浪剛史(サントリーホールディングス社長)
百遍倒れたら百遍立ち上がれ。万策尽きたと言うな。策は必ずある
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者/経営の神様)
危機を突破する
わが身に降りかかった悲痛事に対して、その何ゆえか(WHY)を問わない。それよりも如何に(HOW)対処すべきかが大切
・・・・・森信三(哲学者/教育者)『森信三一日一語』
思い続ける
本気でやり遂げようと思うことがあるなら、周囲がそれに賛同しようがするまいが、ずっと思い続ける。そのうちに実現のための方法がいろいろと浮かんでくる
・・・・・伊與田覺(論語普及会学監)
チャンスを掴む
失敗を恐れず、新しいこと、人がやらないことに挑戦してこそ、人を越えるチャンスを掴める
・・・・・大村智(ノーベル医学・生理学賞受賞者/北里研究所名誉理事長)
行動する
自ら使われ役となり、率先して汗を流して行動すること。その本気さ、情熱が周囲を変える力になる
・・・・・豊重哲郎(柳谷集落自治公民館館長)
勇気
困難に直面し、身を切られるような思いに悩みつつ、勇気を鼓舞してやってきた。崩れそうになる自分を自分で叱りつつ、必死で頑張るうちに、知恵才覚というものが必ず、浮かんできた
・・・・・松下幸之助(経営の神様/松下電器産業創業者)
道をつくる
道をつくった人は、道をつくろうと思った人である。その思いを強く熱く反復した人である。行ったり来たりする中で道はできる。一回通っただけでは道はできない
・・・・・『小さな人生論 ポケット名言集』p189より
信じて歩む
どの日も必ず明るい朝から始まります。必ず闇はなくなるのです。いまは小さな泉水のような希望でも、信じて歩いていけば必ず幸せは訪れるでしょう
・・・・・鈴木秀子(文学博士)
突破する
必死に壁を乗り越えようとする姿勢には限界を突破する力がある
・・・・・飯村一樹(銀座農園社長)
青春
常に青春であらねばならないと、心持ちを養うよう努めている。すると、ものの考え方が若々しくなってくる、希望が次々と湧いてくる
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者/経営の神様)
覚悟
人生も行も最も重要なポイントは、人を恨まない、人を憎まない、人のせいにしない覚悟を持つこと
・・・・・塩沼亮潤(大峯千日回峰行満行者/慈眼寺住職)
必ず叶う
長期的な展望としっかりとした目標を持ち、懸命に努力を重ねればその一念は必ず叶う
・・・・・山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)
人生の正解
人生には正解がない。その答えらしきものを導くためには、チャレンジするしかない
・・・・・小林一光(アイ・タッグ社長)
本当の力
ずっとやり続けないと本当の力は出てこない
・・・・・伊牟田均(城山観光社長)
根性
根性とは暗いものでもなく、重いものでもなく、本当の自分を輝かせる明るいもの
・・・・・有森裕子(アトランタ五輪銅メダリスト)
本物の人間
いかに天与の才人でも、迷い、つまずき、転び傷ついて血を流し、泥まみれにならないと本物の人間にはなれない
・・・・・山本周五郎(小説家)
自分を練るチャンス
苦労することを喜びなさい。本物になるチャンスなんだから。そう考えると苦労なんて、大したことはない。逆境というものは、自分を練る最もいいチャンスなのです
・・・・・豊田良平(大阪屋証券元副社長)
目標
目標がなければ、忍耐がない。目標がないと何事も成し得ない。目標のないものは、病気をもなおせぬ。苦労しても目標をもっている間は、人間が光っている
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
最高の人
最高の人というのはこの世の生を精いっぱい力いっぱい命いっぱい生きた人
・・・・・松原泰道(龍源寺元住職)
無心に打ち込む
好きなことに無心に打ち込むことが人間がその人本来のよさ、天真を発揮する上で、とても大切なこと
・・・・・小柴昌俊(物理学者)
燃える
かしこい人は燃えることができない。燃えるためには愚かさがいる。愚かさには力がある
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
貫く
仕事でもなんでも本気で楽しむためには、自分が楽しいと思うものと出逢ったら、他の人から何を言われても貫かなければいけない
・・・・・出雲 充(ユーグレナ社長)
全力でぶつかる
どんな小さな仕事であっても、それを天職と自分で思って全身全霊をかけてぶつかり、目の前の課題を一個一個クリアする中で次の展開が見えてくる
・・・・・小久保裕紀(元福岡ソフトバンクホークス選手)
ぶち当たる
壁にぶち当たって、ぶち当って、ぶち当たってそれを乗り越えた時に、初めて人間は成功できる
・・・・・井上康生(全日本柔道男子代表監督)
土根性
人生に重要なことは、いわゆる、よい頭ではなく、「誠」に徹した火の如き「土根性」であります
・・・・・平澤 興(京都大学元総長)
強烈な努力
強烈な努力が必要だ。ただの努力じゃダメだ。強烈な、強烈な努力だ
・・・・・藤沢秀行(名誉棋聖)
突破する
壁は突破することに意義がある
・・・・・山本康博(ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表)
思いの強さ
何か困難に直面した時、その状況をはね返そうとする思いが強ければ強いほど、その状況に適した発想力が生まれてくる
・・・・・小和田哲男(静岡大学名誉教授)
最高の勝利
最高の勝利は自分自身を乗り越えることだ。自分に負けることはあらゆることの中で最も恥ずべきことである
・・・・・プラトン(古代ギリシアの哲学者)
真剣
真剣に求めるものがあれば、何気ない一言がピーンと響く
・・・・・伊與田覺(論語普及会学監)
本気
本気になるというのは手抜きをしないこと
・・・・・村田兆治(野球評論家)
努力
努力が心を磨き、人間をつくるのに最大の効果がある
・・・・・稲盛和夫(京セラ名誉会長)
徹する
どんな仕事でも、それに徹すれば、その仕事を中心に、無限といっていいほど広がっていくものだ
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者)
内に秘められた力
大きな夢を抱くことによって内に秘められた力を引き出すことができる
・・・・・岩出雅之(帝京大学ラグビー部監督)
執念
執念ある者は可能性から発想する。執念のない者は困難から発想する
・・・・・松下幸之助(松下電器産業創業者)
勇気への刺激
私は苦悩のない世界に住みたいとは思わない。私の住みたい世界は、苦悩が絶望の原因とはならず、勇気への刺激となるような世界である
・・・・・下村湖人(教育家)
最高の幸せ
生まれつき働くことが好きな人がいる筈がない。働くことが好きになるためには自分で考え、自分で行動することだ。我を忘れて仕事に没頭できる。これは最高の幸せである
・・・・・フィヒテ(ドイツの哲学者)
見えない努力
あの人は内面から輝いている、と世間で称賛される人は、例外なく見えないところで自分を厳しく律し、努力されている
・・・・・石川真理子(武家の娘の心得を現代に伝える文筆家)
やり抜く
毎日が自分の運命と思って、何事も徹底してやり抜く
・・・・・藤井 實(エスケー化研社長)
思えば叶う
そうなりたい。そうなると信じる。そのように努力する。そうすればそうなる
・・・・・高橋福八(高橋商事会長)
打込む
人間は片手間仕事をしてはならぬ。やるからには生命を打込んでやらねばならぬ
・・・・・森信三(国民教育の師父)
一念の積み重ね
端的(たんてき)只今の一念より外これなく候(そうろう)。一念一念と重ねて一生なり
・・・・・『葉隠』より
夢、思いの強さ
携わる人間の夢、思いがどれだけ強いかによって困難に遭っても物事がつぶれずに成功するかどうかが決まる
・・・・・相馬和彦(テクノ・ビジョン社長)
前向きな人
常に前向きに考えられる人は、理想や夢を抱き続けることができる人
・・・・・今村哲也(早稲田大学大学院教授)