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有賀泰治ブログ

11月 経営方針共有勉強会

経営方針共有勉強会 資料 「目標」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・経営平成24年11月01日
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・有賀泰治

1、もしあなたが自分の人生の計画を作らなければ、おそらくあなたは誰か他の人の計画に組み込まれてしまうだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・思想家・ジム・ローン

社会では、自ら会社を創業し、起業でもしない限り、雇用主が描いたレールの上を走るしかありません。しかし、今は社員として雇用される立場であったとしても、経験や実績を積み上げ、専門能力を磨くことができれば、自分の人生を自らの意思によって方向付け決めていくことができます。
それには自分自身の人生設計を作り、将来設計に役立つ技術や仕事、会社を選択し、自分の活躍できる場を確立することが必要になります。
あなたは、自分の人生の計画を作っていますか。
そして、まずは、その設計図の目標に向かって、一歩を踏み出していますか。

2、仲間より頭ひとつ抜け出す人間とは、若くして目標を定め、その目標に力を注ぎ続けた人である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・政治家。エドワード・リットン

若いうちに将来の目標を定めることができるならば、早い時期から、それに向けた様々な取り組みができるので、結果を出しやすくなります。
しかし、歳を重ねても、達成したい「ゴール」が定まらない状態だと、ずっと自分探しを続けることになりかねません。
目標を明確に定め早いスタートを切ることができれば、到達できるレベルも高くなってくるのです。
あなたは、もう定めたゴールに向けて走り始めていますか。

3、人生が長かろうと短かろうと、その価値は何を目的に生きたかということによる。
・・・・・・・・・・・・・・・・優生学者・教育者ディヴィッド・スター・J

山に登ろうとしたとき、どこが頂上なのか知らなければ、どう進んで良いかもわからず、全力を出すことが難しくなります。
なぜなら、頂上の場所を知り、途中の地点で、「現在はここまできた、あと残りがどれだけくらいなんだ」と意識することによって、心の底からエネルギーが湧いてきます。
目的という標識を持ち、達成したいことにフォーカスすることで、やるべきことが見えてくるのです。
明確な目的意識を持ち、日々の生活を送れていますか。

4、他の人が書いたものを読んで、自分自身を高めること。そうすれば、他の人々が苦労して達成した場所に、簡単に到達できる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・哲学者・ソクラテス

これまで経験したことのないことに、チャレンジするときは、その分野ですでに成功している人たちが書いた書籍を読んだり、モデリングすることで学び、時間を買うことも可能です。
しかし、先達が苦労して到達した場所に、真に近づくには、その方法や過去の事例を研究するだけでなく、自分自身が行動を起こす一歩をスタートすることが絶対条件です。
モデリングは、導入部分をスムーズにするために力を発揮しますが、最高の成果はいつも必ず積み重ねによって習得されるものです。

5、未来はいくつかの名前を持っている。
弱者にとっては「不可能」
臆病者にとっては「未知」
考え深く勇気あるものにとっては「理想」
・・・・・・・・・・・・・・小説家・詩人・政治家・ビクトル・ユーゴー

未だに見えない未来は描く人によって、連想するイメージが異なると思います。理想的な未来を手に入れることを望むなら、現在の状況はどうであれ、プラスのイメージを持たなくてはなりません。なぜなら、夢を実現するための事業計画を立て、勇気を持って行動していけば、理想とする未来を作り上げることが、可能だからです。
あなたには、自分の未来がどのように映っていますか。

6、勤勉だけが取り柄なら蟻と変わるところがない。何のためにせっせと働くかが問題だ。
・・・・・・・・・・・・・作家・思想家・ヘンリー・ディヴィット・ソロー

勉強や仕事に熱心に取り組み、成果を上げている人の多くは、「目的」を持っている人たちなのです。なぜなら、働く目的が明確でなければ、充実感を得ることが難しくない、継続する意欲も湧いてこなくなってしまうからです。大切なのは、自分以外の他人のために、自らの能力を提供することで貢献し、顧客に喜んでもらえるかを考えながら、働くということなのです。
あなたが一生懸命働く理由はなんですか。

7、1年先、2年先、3年先の「あるべき姿」を持っている人は毎日の仕事が輝き、持たない人は、ただの作業に追われているひとです。
・・・・・・・・・・・・・・・GE社元最高責任者・ジャック・ウェルチ

数年先の「あるべき姿」を明確に描くことができる人は、今現在の持てるパフォーマンスを最大限に発揮し将来への布石が打てるひとなのです。なぜなら、目標とするゴールが明確に定まっていないと、何のために仕事をしているのか自体がわからなくなってしまい、全力を出し切ることが難しくなるからです。だから、マネジメント層は多くのステークホルダーにビジョンを語り、顧客に意識を集中しえ経営判断のできる寛容を作っていく必要があるのです。
あなたは、自分の将来をマネジメントしていますか。

8、人が抜きんできるものは一つか、せいぜい二つか三つの分野である。よくできるはずのことを見つけ、実際にそれを行わなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・経済学者・社会学者 ドラッカー

自分が本当に「情熱を」を持って取り組めることを発見し、それを「強み」として活かすには、その他大勢と差別化できる際立った「特徴」を育てることです。その際、大事なのは、顧客や社会の問題を解決する仕事なのかということです。なぜなら、自分の強みとなる分野と顧客ニーズが重なる部分がズレていると、ビジネスになり難いからです。自分自身で強みを発見できないときは、第三者から強みと見えることを客観的に評価してもらうことも有効です。
選択と集中を意識し、最終的に自分が得意分野だと自負できる領域に、できる限りの時間を注ぎ込み、圧倒的な自信を持つことができれば、それが、あなた独自の「強み」となるのです。

9、この世を動かす力は、希望である。やがて成長して果実が得られるとう希望がなければ、農夫は畑には種をまかない。利益が得られるという希望がなければ、商人は商売に取り掛からない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・神学者・司祭 マルティン・ルター

何事もあまり近いところからものを見ると、重要なもの、大きいものが見えにくくなったり、視点により、やさしいはずのものが、複雑に見えてしまうことがあります。そんなときこそ、最終的なゴールのイメージを描き、現在の状況から、冷静に判断し、全体を見ながら、方向性をつけていくことが大事なのです。
常に「希望」を持ち「俯瞮的視点」から、物事の全体を見ることが、何かを成し遂げる原動力となるのです。

10、20分程度で人生の目標を見つける方法
『Personal Development for Smart People: The Conscious Pursuit of Personal Growth』の著者Steve Pavlinaさんは、自身のブログで、紹介しています。

方法は以下の4つのステップです。

ステップ1: 紙を取り出す、もしくはワープロソフトを立ち上げる
ステップ2:表題として「人生における本当の自分の目標はなにか?」と書く
ステップ3: この問いに対する答えとして頭に浮かんだことを次々列挙する
ステップ4:泣けるまでステップ1~3を繰り返す。涙が出てきたらそれがあなたの目標。

11、目標を達成するために意識すべき5つ

1.時間が有限であることを意識する
私たちの命は永遠ではなく、いつか亡くなります。事故や怪我などをしなければ私たちより先に親は亡くなります。人間の死亡率は100%です。元気でいられるのにも、体力的に無茶できるのも今だけです。

2.自分の目標を誰かに伝える
コミットメントというモノですね。
『叶う』という漢字は『口に十』と書きます。私は口に出して十回言えば願いは叶う、という解釈です。アウトプットすることはとても大切なことです。
アウトプットすることで自分の目標が記憶に刻まれます。他人に伝えることで自分の逃げ道を塞ぐこともできます。
自分の目標を主張することは恥ずかしいことではありません。堂々と伝えてみましょう。

3.自分の目標を毎日みる場所に貼り出す
毎日眺めることで目標を潜在意識に刷り込みます。お手軽ですが非常に効果的な目標達成術の1つです。

4.やらないことリストの作成
私たちの生活には無駄なことなんて何ひとつありません。やらなくてもいいことはたくさんあります。
無駄なことをたくさんToDoに詰め込んで忙しくなっている人、いませんか?あなたがそうなっていませんか?
やらないことリストの作成するコツは「とりあえず1つ、やめてみること」です。
何をやめていいかわからないなら、『急ぎだけど重要ではないもの』をやめてみましょう

5.目標を数値化し、進捗率にこだわってみる
目標達成地点を100とすると、今はどの程度完了しているのか数値化できますか?
数値化できれば、自分が今どこにいて目標達成まであとどれくらいなのか明確にわかります。
目標を数値化できなければ目標達成は難しいです。

12、自分自身の目標
人の持っている長所と短所は本来、表裏一体だ。「わがまま」は「自分に正直」とも言えるし、「引っ込み思案」は「慎み深い」ともいえる。短所は長所になるし、長所は短所にもなる。

スポーツライター等で活躍する乙(おと)武(たけ)洋匡(ひろただ)氏と若手書道家の武田双雲(そううん)氏の対談「だからこそできること」から

生まれつき手足の無い、乙武氏
「何かもうちょっとみんなとの違いというものを意識して生きていかないと、宝の持ち腐れだなと思った」
と手足の無いことを「宝」と捉える強さ。すごい一言だ。乙武氏は小学校の教諭を経験し、保育園の解説にも尽力している。
一方、武田氏によると、経験が物を言う書道の世界では、若いことがハンディになるという。しかし、武田氏は「若いからできることがいっぱいある」捉え、音楽家や彫刻家などと連携し、独自の創造活動に打ち込む。

人が生きていくための最大の《資源》は自分自身だ。人生を輝かせるか否かは、生命の無限の可能性に気付き、磨いていけるかどうかにかかっている。他者でも環境でもない。自分で決める。

 

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