『死の壁』
オシムフィンチムの11号棟は当時の姿をとどめていて、囚人の監禁室や鞭打ち台、移動絞首刑台、囚人をつないだ杭などが残されている。『死のブロック』と呼ばれた。
写真の壁は 『死の壁』 と呼ばれ銃殺につかわれて、今も献花され当時の悲惨な光景が浮かび上がってきます。
レンガの塀の前に10cmほどの丸太で基礎の壁を造り、そこに木のチップをコンクリートで固めた2cmほどのパネルを貼った構造になっている。銃弾の痕も生々しい・・・
いくつもある囚人棟は整然と並んで建てられていて、収容者から没収した生活用品を公開している。
その数のおびただしい量は山のようです。
特に遺体から外された義足、義手やメガネ・・・
さらに、女性の髪の毛・・・囚人棟いっぱいにあります。
この髪の毛を繊維にして反物を作った様子が写真で残されています。
近代の人間の仕業とは思えない、信じ難い光景です。