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有賀泰治ブログ

古代ローマ帝国 宮殿 《 S p l i t 3 》

早朝、海岸通りを歩くと、風変わりな建築物があり、高く伸びた椰子並木にオープンカフェやショップが並んでいます。
埠頭にはクルーザーや豪華客船が停泊しています。

「古代ローマ帝国時代の宮殿の外壁」
現在、この宮殿の中には一般の民家が建ち並んでいます。

かつてこの建物はローマ帝国ディオクレティアヌスが引退後に余生を送った宮殿跡です。

ディオクレティアヌス帝は紀元3世紀末期、混迷したローマ帝国の再建を図った皇帝で、引退後に生まれ故郷に近いスプリットに建設したものです。
その後年月が経ち、廃墟と化した宮殿内に人が住みつくようになったそうです。

宮殿の大きさは200メートル四方

かつてはこの写真の建物が直接アドリア海と面していて帆船が横付けできるようになっていました。

「ディオクレティアヌス帝の地下室」
工芸品を売る画廊が軒をならべています。

「大聖堂」
この建築物はディオクレティアヌス帝の霊廟であって彼の墓が置かれていたが、七世紀に大聖堂として改築されたものです。

ディオクレティアヌス帝はキリスト教を迫害した最期のローマ皇帝あったため、キリスト教徒には人気がなく、現在は彼によって迫害され殉教した司教の棺と祭壇が置かれています。

大聖堂前の広場

ローマ人が現れました。

玄関広場の天井

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