5月経営方針共有勉強会
5月の大型連休開けの経営方針共有勉強会の1回目です。
グループ内の会社によっては、フル営業で頑張って出社したところもあり、
また、休みにしたり、レスキューを当番制にしたり、様々な体制でした。
本日より、一般的な営業体制にはいりました。
みなさん、宜しくお願いいたします。
経営方針共有勉強会資料
1、子育てに必見
「目の前のことにベストを尽くせば次の扉が現れる」「人生の空白を希望で埋められれば自分らしくいきられる」といったキーワードが授業中でもどんどん飛び出し、生徒の生きる力、考える力を引き出していく。
『勉強が好きになれば、将来にわたって自分磨きが楽しくなる』そして自分磨きが続けられる大人になる = 幸せな人生を送られる。
勇気を持って目の前の扉を開き、一生懸命取り組むことで、自分にしかできないことが見えてくる。それが、自分の人生を使って多くの人を喜ばせる夢や目標になる。
失敗できる環境からしか人は育たない。だからこそ、失敗を恐れず挑戦する大人の姿を子供に見せる必要がある。
挑戦 → 失敗 → 学び → 挑戦 ・・・・・ そのサイクルの先に本当の“安定”の本質がある。
「人生の先にある空白を不安で埋めれば、安定を目指すことになるし、希望で埋めれば挑戦することが楽しくなる。どちらを選んでも、人生には必ず失敗があります。だったら、思うようにいかない人生を楽しめるかどうか。挑戦を選び、失敗してそこから学び、また挑戦する。そのサイクルの先に本当の“安定”の本質があるのではないか。僕はそう思うのです。」
『聡明舎』喜多川 泰・(塾経営)
著書 「心晴日和」「手紙屋」
2、風水は気を科学した成功哲学
「西に黄色い物を置いて金運アップ」など、「おまじない」的に思われがちな風水だが、風水とは気を科学した成功哲学である。
「そして、運をよくするには、天(タイミング)・地(環境)・人(人の和)、この3つを実践することが大事です。特に、人の和。自分の能力や直感を信じ、人に感謝することで運の70%は決まります。あくまで自分や人とのエネルギーと調和することが大事。ですから、自分の好きなもの、直感を優先していきたい。」
外の世界と心と運はつながっている
環境で最も心がけたいのは「揃える」こと、「掃除をして要らないものを捨て、整えることも大切ですが、本棚の中を揃える、食器棚を揃える、タンスの中を揃える、鉛筆を揃える。外側を“揃える”ことによって、心の中が整い、風が吹いて元気になる。それが運気の流れを変えることにつながるのです。特にカレンダーや張り紙、時計など、部屋の中の物が傾いていると運気も傾いてしまいます。」
また、世の中の運気の流れは180年周期で巡ってくる。景気が低迷し、お金や物を倹約せざるを得ない、今の世中は180年前の元禄文化バブルがはじけた状態になって「倹約令」が出された時代とまったく同じ。自分にとって大切な人との関係を見つめ直す、少ないもので楽しく暮らす工夫をすることが運気を上げる生き方につながるのではないだろうか。
谷口 玲
風水気学を通じ、その人が持つチャンスや可能性に気づいてもらい、心理学を取り入れた独自のカウンセリングを実践。
3、『一秒の言葉』
~一度だけ放送された幻のセイコーのCM~
「はじめまして」
この1秒ほどの短い言葉に、一生のときめきを感じることがある。
「ありがとう」
この1秒ほどの短い言葉に、人のやさしさを知ることがある。
「がんばって」
この1秒ほどの短い言葉に、勇氣がよみがえってくることがある。
「おめでとう」
この1秒ほどの短い言葉に、幸せにあふれることがある。
「ごめんなさい」
この1秒ほどの短い言葉に、人の弱さを見ることがある。
「さようなら」
この1秒ほどの短い言葉が、一生の別れになるときがある。
1秒に喜び、一秒に泣く。
一所懸命、1秒。
「当時広告マンとして働き、現在は漫画家として活躍している小泉吉宏さんの詩だ。
1984年にラジオのCMとして制作され週1回1年ほど放送された翌85年にテレビCM化、そして同年暮れの『ゆく年くる年』で放送された。放映後には、その短い言葉たちに打たれた人たちの反響があった。
結婚式のスピーチに引用されたり、今では小学校の道徳の教材にもなっている。語り尽くせない思いを短い言葉に託す。 だが、時間に追われる現代ではその短い言葉さえも省略されがちだ。 人と人のつながり、それは言葉と時間の織り成すストーリーだろう。
2008年6月10日。この幻のCMはハイビジョン映像でのリメイクで再度登場する」
言葉と時間のワンダーランド如何でしたか。
4、「生命力は浪費せず、上手に使えば長持ちする」
ハンス・セリエ(生理学者) 1907-1982
生命力は特殊な銀行預金のようなもので、引き出して使うことはできるが、預金して増やすということができない。
問題はその引き出し方だ。賢明な方法は、惜しみなく使いながら、決して価値のないことには浪費しないことだ。
人生語録 長生き賢者100の訓え 牧野拓司
私たちの人生は、最初の四分の一が「学ぶ」、次の四分の二は「働く」、最後の四分の一は「老る」という目的のために費やされているかのようだ。
中略
古今東西の「賢者100人」を選び、その英知に満ちた言葉と生きざまを記録した。やや短命の少数の賢者のほかは、九割近くが七十歳代から一〇七歳までという”長生き賢者”たちである。
人生語録 長生き賢者100の訓え 牧野拓司
5、“5年後のあなたは、ある2つの『出会い』無しで変わることはない”
1つは人との出会い。 もう1つは本との出合いだそうです。
このうちで『人との出会い』は、相手あってのことですから、自分ではコントロールできません。けれど、『本との出会い』は別です。
その気になれば、いくらでも出会うことができるはず。
だから私は、たくさん本を読む努力をしています。独立してからというもの、自分へのノルマとして、どんなに忙しくても、酔っ払っていても、1日1冊は必ず読むようにしています。少しでも5年後の自分が良くなっていてほしいと願うからです。
36倍売れた!仕組み思考術
田中正博
私的には、『人との出会い』も本人の考え方や願いで変わってくると思います。自分が成長し続けたいと願い、本を読む、その行動や読書から得る自分の成長が、出会う人をも変えていくものだと思います。
有賀 泰治
6、「努力の上に辛抱という棒を立てろ」
ところで、この頃(10歳頃)、
僕にとって忘れられない出来事があります。
ある日、友達の家に行ったらハーモニカがあって、吹いてみたらすごく上手に演奏できたんです。無理だと知りつつも、家に帰ってハーモニカを買ってくれと親父にせがんでみた。
すると親父は、
「いい音ならこれで出せ」
と神棚の榊(さかき)の葉を1枚取って、それで「ふるさと」を吹いたんです。あまりの音色のよさに僕は思わず聞き惚れてしまった。もちろん、親父は吹き方など教えてはくれません。
「俺にできておまえにできないわけがない」。
そう言われて学校の行き帰り、葉っぱをむしっては一人で草笛を練習しました。だけど、どんなに頑張ってみても一向に音は出ない。諦めて数日でやめてしまいました。
これを知った親父がある日、
「おまえ悔しくないのか。俺は吹けるがおまえは吹けない。おまえは俺に負けたんだぞ」
と僕を一喝しました。続けて
「一念発起は誰でもする。 実行、努力までならみんなする。そこでやめたらドングリの背比べで終わりなんだ。 一歩抜きん出るには努力の上の辛抱という棒を立てるんだよ。この棒に花が咲くんだ」
と。その言葉に触発されて僕は来る日も来る日も練習を続けました。そうやって何とかメロディーが奏でられるようになったんです。
* *
草笛が吹けるようになった日、さっそく親父の前で披露しました。得意満面の僕を見て親父は言いました。
「偉そうな顔するなよ。何か一つのことができるようになった時、 自分一人の手柄と思うな。 世間の皆様のお力添えと感謝しなさい。錐(きり)だってそうじゃないか。片手で錐は揉めぬ」
努力することに加えて、人様への感謝の気持ちが生きていく上でどれだけ大切かということを、この時、親父に気づかせてもらったんです。
翌朝、目を覚ましたら枕元に新聞紙に包んだ細長いものがある。開けて見たらハーモニカでした。喜び勇んで親父のところに駆けつけると、
「努力の上の辛抱を立てたんだろう。花が咲くのは当たりめえだよ」
子ども心にこんなに嬉しい言葉はありません。あまりに嬉しいものだかち、お袋にも話したんです。
するとお袋は
「ハーモニカは3日も前に買ってあったんだよ。お父ちゃんが言っていた。あの子はきっと草笛が吹けるようになるからってね」。
僕の目から大粒の涙が流れ落ちました。
いまでもこの時の心の震えるような感動は、色あせることなく心に鮮明に焼きついています。
かつての日本にはこのような親子の心の触れ合いが息づいていたんです。
タレント・桂小金治
『致知』2003年10月号 特集「人生を支えた言葉」
7「球界の天才はいかにして活力を生み出しているか」の記事より
私も年に1度はシアトル・マリナーズのホームグラウンドへ足を運んでいるが、基本的に野球観戦ではなく、イチローを見に行っているのである。その際、1塁側の観客席からはベンチでのイチローの様子が窺えないため、相手方の三塁側に座ることもある。
そこから双眼鏡でマリナーズベンチを覗いてみると、味方の攻撃中にもかかわらず、なぜかイチローはほとんどベンチにいないのである。
テレビで観戦していても、誰かがホームランを打ってチームメートがハイタッチしてい輪の中でイチローを探しても、まずいない。もちろん打順が回ってくる時はスタンバイしているが、おそらくそれ以外はロッカールムで次の守備に備えてストレッチをしているのだろう。
とにかく彼は準備に準備を重ね、備えを怠らない人だ。なぜ準備をするのかということついて、彼は昔
「言い訳を最小限にするためだ」
と言っていた。
例えば前の晩にグローブの手入れを忘れたとする。翌日の試合でたまたまミスをすれば、「昨日グローブの手入れを忘れたから」と道具のせいにしたり、言い訳したくなるものだが、彼はそれを許さない。
そこまで徹底して準備をするイチローは当然「ミス」がほとんどないのだが、2004年の7月17日のクリーブランド・インディアンズ戦で貴重な(?)凡ミスをしたのである!
ライトヘの凡飛球をグローブに当てながらも落球してしまったのだ。この日のインタビューで、彼は
「ルーティンのフライボールを落とすということは、 野球を始めて以来、1度もなかったと思います。野球の基本を見直す機会にしたいと思います」
と答えている。
これほどの選手が「基本を見直す」と言う自体がすごいが、さらにすごいのは、その「見直し」が行われたであろう翌日の18日から打ちに打ちまくり、8月17日までの28試合で132打数67安打の記録を残したのである。
イチローはヒットで出塁し、ホームインしてベンチに戻ってくると、すぐにバットケースから自分のバットを取り出し、いまのヒットはバットのどこに当たったのかを見ている。
職人は毎日同じ仕事をしていても、日々の仕事の見直しや点検を決して怠らないものだがことバッティングに関して、ほぼ毎打席、見直し・再点検を行っているイチローには恐れ入る。
料理評論家・山本益博氏の「イチロー論」
『致知』2005年6月号