タマラ.ド.レンピッカ
レンピッカの展覧会が渋谷のbunkamuraで開催されています。
数ヶ月前から思っていました。
この時期東京に行ったら見に行こうと !
「ひときわ強烈な存在感を放つ画家レンピッカ」
タマラ・ド・レンピッカ(1898-1980)
「アール・デコのアイコン」ともいわれ、その作品は、見るものに圧倒的な印象を残します。
ワルシャワの良家に生まれ、思春期をロシアとスイスで過ごしました。18歳で貴族の弁護士と結婚するものの、翌年ロシア革命でパリへ亡命。働かない夫を尻目に画業で身を立てる決心をします。
美貌のレンピッカは、プロの写真家に撮らせたハリウッド女優並みの自分の肖像写真を名刺がわりに、やがてパリの社交界にも進出。亡命貴族や財界人、文化人などをモデルに肖像画を 描きながら、着実に画家としての地位を築きました。
私生活ではモデル達との数々のスキャンダルで浮名を流し、自由奔放に振る舞います。自分の魅力と才能を 誰よりも知り尽くし、それを武器に自らを貫く「セルフ・プロデュースの女王」。その生き方そのものが、作品にも強く表現され、レンピッカの作品を輝かせています。