菅 直人 副総理からの手紙
今日、菅 直人を応援する会から手紙が来ました。
菅 直人氏について思い出があります。
1988年松本市長選挙 において、有賀正氏が現役市長の和合市長に挑み、得票差2200票で敗退しました。
私も有賀という事で、同姓であり、私と妻の御仲人様でもある、有賀正氏を応援していました。
現役市長に挑戦するということは、非常に大変な苦労がありました。
地元の市会議員、県会議員、国会議員はほとんど、現役市長の応援でした。
その中、私は、民社党(当時)との連絡役などを担当していました。霞ヶ関永田町の民社党議員などにもあいさつ回りをしていました。
ご存知のように当時はほんの数名の政党でありましたが、江田五月議員(後の参議院議長)などの事務所に行った記憶があります。
その関係で、地元出身の国会議員が応援しないなか、当時活躍中の若手新鋭議員『菅 直人』に後押しの応援を依頼したところ、快く調整していただき、応援に来れることになりました。
菅代議士は九州に出張後、福岡空港から松本空港の飛行機チケットを手配する段取りまでなりました。
ところが、地元国会議員の耳にはいり
「応援はしない、菅 直人の来松は反対する。」
後援会で協議して、自民党の応援者に配慮して取りやめる事になりました。
その関係から、菅 直人議員と知り合うことになりましたが、彼は大きなバックも資産もない、市民運動から衆議院選挙に出馬して1976年から33年、ようやく政権交代を実現することができました。
全くお金の無い中、選挙や政治活動を行って来た政治家です。
全国の応援者に献金の依頼があります。
当時のお礼と思いわずかではありますが、時々献金をしておりました。(本1冊分位)
私は、菅 直人氏の『国民の代表者』という原点。人間性、志の高さが好きです。
初心を貫いていただきたいと思います。
もう一人、初心を貫いた人がいます。
4年後の1992年、得票差 92票 で有賀正氏は松本市長に当選しました。