金剛組
日本最古の建築会社 《金剛組》の建築現場が、本願寺にありました。
企業経営の基本、継続する企業として、世界に知られている会社です。
よく、経済情報で紹介されます。
578年《金剛組》の祖先は神社仏閣を建設聖徳太子の命を受けて、海のかなた百済の国から三人の工匠が日本に招かれました。ひとくちに海を渡るといっても、まだ造船技術も航海技術もはなはだ未熟な時代のこと。その道のりには現代人の想像を絶する数多くの危機と驚きがあったでしょう。また無事航海をおえ、日本の土を踏んでからもさまざまな労苦が続いたにちがいありません。しかし数々の困難と戦いながら、三人の工匠は仏への帰依の心をこめ、そのもてる技(わざ)のすべてをもって、四天王像をまつる寺院創建のために尽くしました。
そして1,430年間たった現在も続いている企業です。
経営者の羨望の企業です。