整備振興会 全役員合同会議・講演会・新年会
今日は「整備振興会 全役員合同会議・講演会・新年会」です。
整備振興会とは、町の車屋さんの集まり見たいなものです。
うちの会社のような、この自動車整備事業ですが、世の中の実態調査結果によると2008年の総整備売上高は、前年度比5.3パーセント減の5兆4,671億円と史上初めての3年連続減少となりました。
原油高やリーマンショックなどによる急激な景気の悪化で、自動車ユーザーの維持費抑制志向が一気に高まった事。
また、トラックの保有台数が減少して1年車検の入庫台数も落ち込んだ事が大きな要因と見られます。
景気の急変動に基盤である保有台数の伸びも新車販売の低迷により期待できない中で、小型・軽自動車の増加による保有形態の変化、保有車両の使用長期化と環境や安全への対応、更に普及が進むハイブリット車など次世代自動車の需要も増加する事から新たな事業経営の構築も望まれています。
整備業界を取り巻く環境は厳しい状況が続いています。
そんな中で、整備振興会によるメンバーでいろいろな活動をしてきました。
国の税制改正に伴った、お客様への早期告知による施行直後の混雑解消!
また、やまびこドームで開催されました「インポートカーフェスタin松本」では、点検整備の重要性と保守管理の意識の高揚として、ブースを出展しましてカットモデルや使用部品のサンプルなどを展示しました。
さらに地域貢献活動として、整備不良車の排除と点検整備の啓発を行う街頭検査、また「松本ぼんぼん」の翌朝清掃など行いました。
自分たちはこの地域・自動車生活のなかで、自動車整備工場として一体何ができるのか、そしてよりよい自動車社会にするために、これからも日々精進していかなければいけないと改めて思いました。
その後の講演会では、信州大学名誉教授による「生活習慣病について」の講演がありました。
この講演の中で病気や生活習慣病を防ぐには、一番大切なことはやはり規則正しい生活ですが、しっかりと1年に一回は健康診断や病院が嫌いでも、病院に行って診断してもらうことが大切で、病気の早期発見にもつながるとの事でした。
この話を聞き、やはり医療診断と自動車診断は同等なんだと確信しました。
車も人間とおんなじなんです!
車の現状を1年点検(12ヶ月点検)などで正確に診断し、お客様に正直にしっかりと伝え、お客様が望むサービスを提案し整備を行う。
高度な専門知識と高度な専門技術を持ち、責任感と使命感を感じ誠実な対話をして、それではじめてお客様に「安心・安全」に乗っていただくことができると確信しています。
講演終了後は新年会です。
新年会の席ではちょうど隣の席に「コバック」のロイヤルオートさんがいたので、いろいろな話を聞かせて頂きました。
たまには同業者の集まりもいいものだ。
と思いました。