五竜岳
「地蔵ケルン」
遠くに白馬三山が見えます。 釣鐘の先には白馬鑓ヶ岳がぴったり入って絵になります。
ケルンにお地蔵様が安置されていて、風除地蔵ともいい、風害防除だけでなく、風邪や疫病災害を人々から守って欲しいと慶応3年(1867年)、長谷寺住職と里の人々によって、地蔵の頭に祀られたようです。他にも後立山連峰には、お地蔵様がいて天狗岳に天狗風切地蔵、八方池と祀られていて、お地蔵様達が協力しあって里を守ってくれると、厚く信仰されています。
今では登山者の安全の守り神と尊信されています。
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北アルプスの後立山連峰の中で一番好きな山が、この五竜岳です。(小遠見より)
かつては「後立山」(こんりうざん)と呼ばれて、武田信玄の支配下にあって、この峰に現れる雪形が武田家の家紋「武田菱」に似ていることから、武田家の御領地の意をこめ「御菱岳」(ごりょうだけ)と言われていたようです。
後に明治になってから「五竜岳」になったようです。
下の写真は今年1月の写真です。冬にはスキー場から五竜岳にはっきり雪形「武田菱」が現れます
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↓ 五竜岳の左には、鹿島槍ヶ岳、その左奥に爺ヶ岳が見えます。
↓ 五竜岳の右には、白馬三山(白馬鑓ヶ岳、白馬杓子岳、白馬岳)