形見
創造社の青柳社長より
メールが届きました。
「前社長の加藤竜也が生前、会社の荷物整理の際『捨ててくれ』と言って、捨てるリストに入れられたヘルメットがあります。ツーリングはいつも有賀さんと行っていたはずですから、加藤が使用していたかは、有賀さんが詳しいでしょう。加藤の遺品はこれしか残っていませんが、もし、ご使用されたい方がおりましたらご使用下さればと思い。連絡しました。」
・・・・・添付に送られてきた写真は確かに加藤君のヘルメットです。
若かったころのある夜、仲間と酒を酌みあわせ、「男は・・・! 酒とバイクと○○○・・・だ! いや!ロックとバイクと○○○・・・だ!」
などとふざけあったことから、全くバイクなど乗ったことのない加藤君を誘い、免許を取らせ、バイクを買わせ、ツーリングを楽しみました。
その時に加藤君がこだわって買ったヘルメット、
「有賀さん、このヘルメット形は気に入っているけど、色を黒のつや消しに塗装してくれませんか?」と言って、うちで塗装したものです。
加藤君らしく、大切に使ってありました。
加藤竜也君 享年48歳・・・・・・
出川店で大切に保管させてもらいます。