3月の経営方針共有勉強会
今月のテーマ 《 目的 》
2018年03月01日
有賀 泰治
自分の人生の目標・ビジョンを書いてみてください。
発想の仕方
「過去は今、今は未来」・・・《プル思考》
「現在の目で未来を見るだけでなく。未来の目で現在を見る事」
目標(何のために)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それはいつまでに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どのようにして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
1、アファメーション
・・・・・ルー・タイス
「アファメーション」とは?
言葉にはある法則があります。そもそも、
「人間は言葉をあやつることができる」
と思っている人が多いでしょう。認識したモノ・知識を語源化して、他者とのコミュニケーションを図れるようになったことが、人類が発達した最大要因ともいえます。しかし、あるとき逆転現象が起こります。
「言葉がその人間の人生を決定する」
ということです。どういうことかと言うと、人間と言葉の主従関係が入れ替わってしまったのです。
人間は自己イメージに従って、行動をします。その自己イメージを決定しているのが
言葉なのです。どのような言葉を使い、どのような自己との対話をするのかで、人生が変わっていきます。
そうなると普段から「どういった言葉を使うか」「頭の中でどういう対話をするかによって、その人の人生は自動的に決定していくのです。
それが「言葉の法則」です。
言葉には法則があるのです。
その法則を知らない人は、
「幸せになりたい」
「成功したい」
「仕事を大成功させて、大金を稼ぎたい」
「周りの人を幸せにしたい」
「もっと、痩せて綺麗になって、愛される人間になりたい」
と思っても、きっと成功するのは難しいでしょう。なぜならこの法則は、無意識レベルで働くために、だめな言葉を使っている人の 99%は失敗するからです。
法則そのものを知り、言葉の法則をうまく利用するための技術が、「アファメーション」なのです。
可能性を引き出すアファメーション
潜在能力を最大限に引き出すことによって、あなた自身、あるいは結婚生活、家族、社会、会社、地域社会など、あなたの取り巻く全体をより良いものにする。
生活の質、またチームや会社のパホーマンスを向上させる最良の方法は、セルフトーク(自己への語りかけ)の技術を高めることです。
みんながどんな人であれ、生まれついての犠牲者や敗北者ではなく、大きな可能性があり、自分にとっても周囲の人たちにとってもより良い世界を築くことができるのです。
自分に語りかけてほしい
「私はもっと大きな人間になれる。もっと多くのことができる。もっと多くを手にすることができる。まずは自分のことから始めよう。自分に語りかけることで可能性を切り開こう」
このアファメーションのプロセスを理解すれば「現在地」と「目的地」が明らかになり、自分の生活の中の「なぜ」と「どうしたら」にも気づくはずです。
2、なぜ目標設定が必要なのか?
目標設定が必要な六つの理由
理由1、何の目標も持たなければ、自己破壊、死が待っている。
『夜と霧』のヴィクトール・フランクル。朝鮮戦争でのアメリカ史上のどの戦争よりも多くの戦争捕虜が死にました。・・・
人は目標を持つか、死んでしまうか、そのどちらしかありません。目標を持たない会社も長くは生き残れません。つまり、目標をあきらめると、あるいは何の目標を持たずにいると、体の機能が停止するのです。
理由2、目的を失ったミサイルのように全システムが機能停止する。
目標を持つことによって標的に向けて進むことができます。人間は本質的に目的志向の動物です。潜在意識が、それが何であれ、頭の中で最も支配的な目標やイメージに向かって自分を動かします。
そして、目標によって方向づけられ、人間形成がなされます。それはミサイルの誘導システムに似たところがあります。その誘導システムは、物事がどうあるべきかについての内的イメージです。目標に進むあいだ、正しいコースにあなたをとどめてくれます。
自分を変化させ成長するための目標は、過去を引きずるのか、現在を漂うのかではなく、未来に躍進させるもので!それが行きたいところへどこでも連れて行ってくれます。
理由3、意識に目標を与えないと、すでにある目標を再生する。
自分自身に新しい理想、イメージ、向かうべき目標を与えないと、明日は今日と代わり映えがしないものになり、来週や来年や次の世代や次の状況を、驚くほど過去や現在と同じに見せるだけです。つまり、目標設定はあなたを成長させ発展させるための重要な要素になるのです。
目標を持つことは、生き続けるためにも絶対に必要です。私たちは、自分が考えるものに向かい、自分が考える人間になります。
理由4、自分で新しい目標を設定しないと、他の人に動かされる人になる。
自分自身で目標を設定しないと、潜在意識はそれを察知します。そして、環境や周囲の人の提案や意見の影響を強く受けてしまいます。ただ、人と同じことをするだけになっていきます。
理由5、目標設定とアファメーションで、挫折への抵抗力をつける
前向きな勝利への期待を持つことで、すべての挫折を一時的なものにすることができます。
個人あるいはチームに回復力を持たせるには、最初にポジティブな勝利への期待と、すべての挫折と痛みを、一時的なものとみなす態度を生み出すことが必要です。
ひとたび価値ある目標を定め、その目標に向けて自分自身を奮い立たせると、人は粘り強くなれます。
理由6、認知的不協和とそのポジティブな副産物・・・創造的エネルギー、モイベーション、意欲、方向性・・・を生み出すこと
人はいつも心の平静を保とうと努力しています。精神的な秩序が得られるのは
自分の環境、社会生活、仕事生活、家庭生活についての脳内イメージが、五感を通して認識する現実のイメージと一致したときです。矛盾を感知すると、脳内システムは人を“ ふさわしい場所 ” に戻そうとするエネルギーを生み出します。言い換えれば
二つのイメージが一致しないと、問題を抱えることになるのです。
ときには、変化が望ましいものであるときにも、気まずかったり、緊張したり、不快だったりするために、変化に抵抗することがあります。それが脳内システムにネガティブな緊張を引き起こし、元の場所へと引き戻します。しかし、人の創造的潜在意識には、同じネガティヴな緊張をポジティブなエネルギーに変える力があります。エネルギーこそ、問題や対立を解決したり、変化を起こしたり、目標に達成するのに必要ものです。