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ハンドル操作は余裕をもって適切に! Part2

適切なハンドル操作を行うためには

慌てず安全にハンドル操作を行うためには、どうしたらよいのかをみてみましょう。

正しい運転姿勢を保ちましょう

リラックスしすぎた運転姿勢だと、肘が伸びた状態なので余裕のあるハンドル操作ができません。一方、前かがみで背中が背もたれについていない運転姿勢だと、肘が曲がりすぎているため、大きく早くハンドルを切る操作が困難になります。座席に深く座り、肩甲骨から腰までをぴったりと背もたれにつけた状態でハンドルを両手で握ります。そのとき、肘が少し曲がるように、背もたれと座席の位置を調整しましょう。ハンドルの高さも、操作しやすく計器が見やすい位置に合わせましょう。また、運転中に片手でハンドル操作をしていると、飛び出しなど不意に現れた危険に対応できず衝突する危険性があります。ハンドルを両手でしっかりと握り、正しい姿勢を保って操作しましょう。

運転に集中し、車間距離を十分にとり、車線の中央を維持しましょう

前の車が急停止したとき、車間距離が短いと、ブレーキを踏み込むと同時に、追突を避けようとハンドルを切りすぎて車線を逸脱し、事故を起こす危険性があります。また、ぼんやりと運転していると、ハンドル操作から意識が離れてしまうため、気づかないうちに車線を逸脱するおそれがあります。常に運転に集中し、車間距離を十分にとって、車線の中央を維持するようにハンドルを操作しましょう。

速度をコントロールしましょう

速度が出ているほど車は前に進もうとする力が強くなるため、前方の危険に気づいてハンドル操作をしても、間に合わずに事故を起こす危険性があります。また、減速せずにカーブに差し掛かった場合、車は車線を逸脱し、対向車と正面衝突したり道路わきの工作物に衝突したりするおそれがあります。そのとき、カーブを曲がりきろうとハンドルを内側に切りすぎると、車は大きく回転し重大事故につながってしまう場合があります。走行中は、スピードメーターをこまめに確認して速度をコントロールし、カーブに入る前に十分減速しましょう。特に夜間は交通量が減り、速度を出しやすい状況になるので、速度コントロールを怠らないようにしましょう。

慌てず適切なハンドル操作を行うためには、
正しい運転姿勢を保ち、ハンドルは両手でしっかりと握りましょう。
車間距離を十分にとり、車線の中央を維持して、速度をコントロールしながら走行しましょう。

東京海上日動火災保険株式会社 安全運転ほっとnewsより引用  byイチノセ

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