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『危険予測』で事故を未然に防ぐ!

朝の通学路を「速度30km/h以内に落としているから大丈夫」と思い込んで走行していると、子どもの急な飛び出しに気づくのが遅れ、人身事故を起こす危険性があります。たとえば「手を振っている子どもや、手を振っている先の子どもが道路に飛び出してくるかもしれない」といった危険が予測できれば、車をすぐに停止できる状態で走行したり、また、軽くクラクションを鳴らして注意を促すことで、事故防止につながります。変化する交通状況の中で「危険予測」を行う重要性について考えてみましょう。

「危険予測」をすると、余裕をもって事故を防ぐことが可能になる

走行中、ドライバーは周囲を目で見て、危険と判断したらブレーキを踏むなどの操作を行います。しかし、目で見える範囲は限られているため、車の陰から人が飛び出してきたり、前車が急ブレーキをかけたりするなど予想外の出来事が起きると、対処しきれず事故に至ります。そこでドライバーはあらかじめ、その先で起こりうる危険を予測することによって、危険に対する準備ができ、事故を未然に防ぐことが可能になります。危険予測をしていた場合と、していなかった場合に分けて、危険に気づいてから事故を回避する行動に移すまでの反応時間をみてみましょう。走行中、まったく危険予測をしていなかった場合の「驚愕反応時間」は1.5秒です。ブレーキなどの操作が必要だと危険予測していた場合の「予測反応時間」に比べ2倍の時間がかかります。走行速度が40km/hの場合、「驚愕反応時間」と「予測反応時間」の差は距離にすると8m(車2台分)になります。危険予測をしていれば、それだけ余裕をもって行動に移すことができます。
交通状況は刻々と変化しますので、「次に何が起こるのか」、「車や歩行者はどんな行動をするのか」と常に危険予測をすることは、安全で余裕のある運転を行うために重要なポイントになります。

東京海上日動火災保険株式会社 安全運転ほっとnewsより引用  byイチノセ

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