難関の二日目
二日目の難関コース、西穂山荘 → 西穂高岳 → 奥穂高岳 → 奥穂山荘
前回の教訓を生かして、午前2時に西穂山荘を出発。
数年前に縦走した時にはコースタイム10時間ほどを13時間半もかかりました。
西穂高岳に着く頃 日の出になる予定です。
西穂高岳にはほぼ予定通り、日の出までには着きました。
ここまでにも、丸山、独標、ピラミッドピークといくつかのピークを乗り越えてきました。
独標の山頂手前には1967年8月、十数人が亡くなった深志高校の落雷遭難事故の慰霊碑があります。手を合わせ登ります。この事故は私の従兄弟も学校登山で参加していましたが、難を逃れました。
↑明神岳から日の出、西穂高岳山頂
↑ 右は長野県、左は岐阜県、どちらに滑落しても命はありません。
↓拡大して見てください。
↓唯一のエスケープコース
西穂高岳からはガレた岩稜の 赤岩岳、間ノ岳、ピラミッドピークや切り立ったロバの耳、ナイフの上を歩くようなナイフエッジが待ちかまえています。
↑救助ヘリ
ジャンダルムで落石に当たり、滑落者が出たようで、救助ヘリも飛んでいます。救助のためにこの狭い岩稜で登山者を1時間半ほどストップ、救助の終わった後のジャンダルムは多くの登山者が集まってしまいました。
↑ 奥穂高岳山頂
結局、今回も我々のコースタイムは13時間半 !
↑奥穂山荘が下り登山道の真下に見えます。
無事、奥穂山荘へ到着。
三日目の日の出 ↓
さて今日は下山か! もう一度奥穂高岳から前穂高岳か!
朝皆んなの体調を確認して決めます。