エジプト考古学博物館
「エジプトはナイルの賜物」という古代ギリシャの歴史家ヘロドトスの言葉で有名なように、エジプトは豊かなナイル川のデルタ(ナイル川デルタ)に支えられて古代エジプト文明を発展させてきた。
エジプト人は紀元前3000年頃には早くも中央集権国家を形成し(エジプト初期王朝時代)、ピラミッドや王家の谷、ヒエログリフなどを通じて世界的によく知られている高度な文明を発達させた。( 出典 wikipedia )
入場料の他にカメラチケットが必要
↓王の像は左足を前に出しています。
王様の立像は皆左足を出しています。
ミニスフィンクス ↓
↑箱の中で向き合っている像はミイラの内臓を入れる “ カヌプス容器 ”
ミイラ棺は ↑ この中に ↓ これが入って
さらに ↑この中に ↓ これが入って
さらに、さらに
↑この中に ↓ 何重もの人型棺に入っています。
ツタンカーメンの黄金のマスクやミイラは撮影禁止です。
エジプト考古学博物館
建物内は床や壁の建材が剥がれ、ゴミが散らかり、管理されていないのが残念。エジプト数千年の歴史を世界中から訪れる人に見せるには、あまりにもお粗末。
現在、郊外に日本の援助によって新しい博物館を建設中のようですが、完成予定をとうの昔に過ぎているとのことです。完成すれば世界一の博物館になるとか!
数千年の歴史を持つエジプト、当時世界最高を誇った文明を持ち、悠久の時を経て現代人が接しても驚きを与えます。
しかし、訪れてみると、遺跡以外は後進国といわれている国々とさほど変わらない感を覚えます。
ガイドさんは父が実業家、母が弁護士、本人もエジプト最高峰カイロ大学を卒業していて、エジプトの歴史を語ったり、古代の遺跡を案内する際には誇りを持っている様子がうかがえます。自国の発展になんらかの力になりたいとの思いもあるようです。早稲田大学への留学も試験の結果待ちだということです。
誇りと志を持った彼と数日接するうちに、勉強して自国エジプトを発展に導いていってもらいたいと思うようになりました。
頑張ってください。