サッカラ
世界最古の石造建築物であるジェセルの階段ピラミッドがある。 (wikipedia 出典)
サッカラには多数のピラミッドがある。中でも有名なジェセル王のピラミッドは、その形状から階段ピラミッドとも呼ばれる。
古代エジプトからこのピラミッドの形ができてきた経緯を始めて知りました。
マスタバというピラミッドの原型は、埋葬したミイラを野犬が掘り起こして食べてしまうので、棺の上に石を乗せたのが始まり、その後、それが二段、三段となってピラミッドとなったようです。
そしてその犬がミイラを守る神 “ アヌビス ” となって祀られているのも不思議
アヌビス
エジプト神話に登場する冥界の神で、リコポリスの守護神。「聖地の主人」、「自らの山に居る者」、「ミイラを布で包む者」(などの異名を持つ。
エジプトの中でも比較的に古い時期から崇拝されていたミイラづくりの神であり、犬またはジャッカルの頭部を持つ半獣もしくはジャッカルそのものの姿で描かれた。これは古代エジプトにおいて、墓場の周囲を徘徊する犬またはジャッカルの様子を死者を守ってくれているのだと考えられたからである。また、そもそもアヌビスはセトのモデルとなった動物と同じく、ジャッカルや犬と似てはいるが現在は絶滅してしまった別のイヌ科の動物や想像上の動物がモデルであるとする説もある。その身体はミイラ製造時に防腐処理のために遺体にタールを塗りこみ黒くなるのに関連して真っ黒だった。
他にもマスタバがいくつかある。現在のカイロから南に30kmほど行ったところにあり、7km×1.5kmほどの領域をサッカラと呼んでいる。