ABSのチェックランプ
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。
本年1発目のご紹介は、H18年式のいすず エルフ NKR81のABSチェックランプの点灯の件です。
ちなみに休みボケでボケボケしてたら写真を撮り忘れてしまい・・・今回は一枚も写真がありません・・・。
字ばかりになってしまいごめんなさい・・・。
では!気を取り直して!!
車を車検にてお預かりしてみたら、メーター内にABSのチェックランプが点灯しておりました。
ABSのチェックランプが点灯してしまっている時は当然ABSが作動しなくなってしまっているため、万が一スリップしてしまった際にタイヤがロックしてしまい止まらない・操作出来ない、と非常に危険な状態です。
車検の際、エンジンやABS等のチェックランプが点灯してしまっている場合、車検を通すことが出来ません・・・。
覚悟を決めて調べていくと・・・出てきたのはフラッシュコード14(自己診断コードです)「Gセンサー電源電圧低下またはEHCU異常」という故障コード・・・。
この車は2WDだったためGセンサーは装着されておりませんでした。となるとEHCUという部品の異常のようです。
この部品はABSを作動させるためのコンピューターとモーター等のアクチュエーターが一体のなっている部品です。
まずは修理書に従って故障診断を進めていきます・・・。
配線の導通(切れていないかって事です)等々・・・調べていくと配線には異常は無く、修理書ではEHCUを交換しなさいとの指示・・・。
ひとまず部品の見積りを取ったら・・・新品の部品だけで約10万円!!工賃や一緒に交換が必要なオイル等も入れたら約15万円!!!
中古品も20万kmも走ったような車から取り外した物しか見つからず、金額も新品と大して変わらず・・・。
なんとかならないものかと色々調べたら・・・コネクターを清掃したり挿しなおしたら直った事例を発見!!!
直る事を祈って実施してみると・・・
直ら・・・
ない!!!
あきらめてお客様にはご説明し、部品を交換していただきました・・・。
もちろん無事直りましたよ!
今回はとても高額の車検となってしまいましたが、直ってくれてよかったです。
byマルオ