モーセの杖 と ダビデの剣
モーセは神から与えられた奇蹟の力で杖を蛇に変じ、エジプトの魔術師と技を競い勝つ場面がある。
エジプトで9つの災いを起した。時に蛇に姿を変え、触れた水を血に変え魚を死に至らしめ、蛙の大群を出現させ、ブヨやアブを大量発生させ、疫病を流行らせ、雹を降らせ、イナゴの大群を発生させた。これらはユダヤ人と対立していたエジプト王朝と国全体の国力を徐々に弱体化させ、エジプト王を懲らしめたという。
ユダヤ人のエジプト脱出時には、モーセが杖を掲げると紅海が割れ道を開き、追ってきたエジプトの軍隊が海に飲み込まれる。昔の映画『十戒』を思い出す。
主の御前から杖を取り、会衆を岩の前に集めて、『反逆する者らよ、聞け。この岩からあなたたちのために水を出さねばならないのか。』モーセが手を上げ、その杖で岩を二度打つと、水がほとばしり出た。
モーセの杖 ↓
旧約聖書ではモーセは紀元前16世紀から紀元前13世紀に活躍した。杖は3,500年〜3,800年以上前の物、本物ならば日本の三種の神器より古い!!!
神話の世界の物だ。
ダビデの剣 ↓
トプカプ宮殿 ↑ ↓
観光客で混むからということで、朝一番に入りましたが、日本の皇居のおよそ2倍の広さがあり、全部を見ることはできませんでした。
平日なのに叙々に人が多くなり一つの部屋を見るのにも、長蛇の列になります。
イスラム教の古い展示物がある部屋で、アラビア語のコーランの祈りが流れていて、観光客が食い入るように見ていたのが、なんと展示ガラスケースの中、モーセの杖とダビデの剣があってビックリ!!
オスマン帝国がエジプトまで支配した時代に、王様が各国の宝や貴重な物を集めたらしいのですが、その時に一緒に渡ってきたようです
まさかこんなところで、モーセの杖とダビデの剣を見るなんて思ってもいなかったので本当に驚きました。