地下都市
カイマクル
カッパドキア地区にある町。地下8層に及ぶアリの巣のような地下都市。
カイマクルの地下都市内部には教会、学校、ワイナリー、食料倉庫などが作られ、約2万人が暮らしたと考えられている。 各階層は階段や傾斜した通路でつながれている。 カイマクルと隣のデリンクユの地下都市の間には地下通路が確認されていて、数キロの長さに及んでいるらしい。
ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿り着いた初期キリスト教徒が隠れ住み、何世紀もかかって掘り進められて拡張されてきたが、作られた年代は謎に包まれている。紀元前から存在し、ヒタット族によって作られたと考えられている。
地上は普通の民家や草原、農耕地となってそんな地下都市があることはわからない。
↑ 侵略者が入ってくると、この円形の石を回転させ通路をふさぐ。地下をくり抜きながらも、この円形の石も真円に加工して作られている。↓ 1.5mくらいはありそう。
部屋から部屋への通路は一人がやっと通れるくらいで、さらに傾斜がついているので大きい人は大変だ。