魔の時刻『黄昏時』
こんにちは!
いよぁ・・連投してしまっていますが・・
お知らせしたいことがたくさんあるんです(;;)
みなさん、『黄昏時』という言葉、ご存知ですよね。
また、景色も何となくは頭に浮かぶでしょうか。
こんな感じの景色。
素敵な景色だなぁ、きれいだなぁ、という印象の方が多いのでしょうか。
実はこの『黄昏時』、魔の時間帯なのです。
運転をする方には、よく知っておいてほしいことなのですが・・
本来、『黄昏』とは、日本の言葉ではありません。
漢語、といますが
中国史になりますが、漢という時代がありましたね。
高校の世界史でやった内容です。
漢語とは、その時代の言葉です。
音読みで「ウンコン」と読むそうです。
日本では、江戸時代に「たそかれ」という言葉で、暗くなってきた頃、あたりが見えにくくなってきた頃、「誰そ彼」と人を尋ねる頃合い、という意味で「たそかれ」という言葉があったそうです。
それが現代に至るまでに訛り、「たそがれ」という発音になったようです。
そう、つまり『黄昏時』とは、人の目が利かなくなる時間帯。
黄昏時、別称では禍時(まがどき)とも言われるそうですが、人の目が利かなくなるということは、運転にも大きく影響してくるのです。
交通事故が多発する時間帯です。
暗くもないけど、明るくもないという時間が黄昏時とすると
ヘッドライトの明かりは、空の明るさでかきけされてしまうのに、ヒトの目は利かなくなり見えにくくなる。
薄暗くなってきたからといって、ライトを点灯して安心してはいけません。
減速すべき場所は減速、停止すべき場所は停止して左右確認。
特に、今の時期は雨が降っています。
急ブレーキは自分の身の危険も、周りの車への危険もありますので、やめましょう。
黄昏時というと、帰路につく方も多いでしょう。
家族の送り迎えをする方もいらっしゃるでしょう。
交通事故は、様々な面で日常生活に支障を及ぼします。
よく、覚えておいてください。
黄昏時は、『魔の時刻』です。
十分気を付けて運転してくださいね♪
****ここから先は、興味のある方だけどうぞ****
~黄昏時について~
黄昏時とは、本来は漢語だとお話ししました。
具体的な時刻については、詳しくは記載されておりませんが、歴史的解釈だと、「戌の刻」を指すそうです。
十二支を使った時刻表記の仕方―十二時辰。
24時間を12分割して表したものが、それに当たります。
こんな感じ。
戌の刻とは、20時を中心とした前後1時間を指します。
歴史的解釈では、この時刻が黄昏時だそうです。
現代ではすっかり真っ暗な時間帯ですけどね(笑
夏場の19時あたりは、確かにうんうん、と納得する面もありますが、20時になってしまうと、だいぶ暗いですよね。
でも、歴史ではそうなっているようです。
ちょっとしたマメ知識でした。